礼節が人をつくる

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『バスターのバラード』

西部劇が無性に観たくなる時があります。

今回はコーエン兄弟Netflix作品の「バスターのバラード」を観ました。

コーエン兄弟の作品は学生時代「ファーゴ」を観てあまりノレなかった思い出がありましたが、その後の「ノーカントリー」はハビエル・バルデムの怪演により大好きな作品となりました。

今回はNetflix作品でしかも大好きな西部劇、そしてオムニバスと言うことで期待と不安が入り交じった状態で観賞致しましたが




最高でした。


6本の中で一番のお気に入りは「アーサーはビリー・ナップに合わせる顔がなかった」の話。どの物語も死を臭わせる内容でしたがあのラストの感じはやるせなくて好きです。いかにもあの娘ならやりかねないようにきちんと描かれていて納得です。

又、最終話の「聞こえなかったのか御者は減速しなかった」はそれこそ死そのものを表現していて、不気味で心地良かったです(笑)。

他にはリーアムニーソンの話は不謹慎ですが少しクスッとしますし、原住民がとても野蛮に描かれているのも久しぶりにみたような。
Netflixだとコンプライアンスがそれ程厳しくないのでしょうか?それが作品をより良くしていると思います。何をやってもOKだからと言って只やり過ぎるのは下品になりますし、絶妙なバランスでした。


今、公私ともに人生で一番忙しい時期(だと思います)で映画館には行けませんが、Netflixで今まで気になっていて観てなかった作品を睡眠時間を削って観る所存です。


時間が無いのにNetflixで何を観ようか迷っているうちに30分以上経っている事が多いです。。。