礼節が人をつくる

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『アイリッシュマン』

Netflixで観賞しました。

グッドフェローズ』が大好きでBlu-rayも所有していますので、この『アイリッシュマン』を大変心待ちにしておりました。

スコセッシの作品でロバート・デ・ニーロ、アルパチーノ、ジョー・ペシが揃い踏みですので上映時間は全然長くありません。むしろ短い(笑)。

ゴッドファーザースカーフェイスそれぞれのTシャツも所有するアルパチーノのファンですが今回はジョー・ペシが抜群の存在感だったと思います。やっぱり怖い。



劇中で本人達が若い頃の役をそのまま演じておりましたが、デ・ニーロが娘が殴られたスーパーにかちこみに行って店主に暴行するシーンは動けておらず明らかに老いを感じました。『ヒート』の時のキレキレだった二人を思い返すと少し寂しく感じました。途中から家族も疎遠になり、終活して一人寂しく最期を待つデ・ニーロの悲哀等を無音で表現した所に音楽が効果的に使われた『グッドフェローズ』と比べるとても印象的でした。




先日観た『運び屋』然り、二年近く膝の痛みが取れない自分に取って「若さ」「老い」を考えさせられる作品でもありました。