礼節が人をつくる

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『パラサイト 半地下の家族』

コロナの影響で時短業務が続き、そのあおりで土日出社が増えた(意味がわからない)為、本日代休をとりました。

TSUTAYAさんに行き作品をレンタル。毎日賑やかな家の中でめったにない1人の時間。作品の良さも相まって有意義な午前中を送りました。


もちろん今更ですが大変面白かったです。貧困、格差等深刻な問題をテーマにしながらしっかりエンターテイメント作品になっていますし、笑わせるポイント(家族で祝杯を上げている時の立ちション、マナーの良い運転手を演じる父親が他の車に文句を言うシーン、母親が前の家政婦を蹴り落とすシーン等)の間の良さ、ホラー、サスペンス要素等全て隙の無いクオリティです。

格差のメタファー的な事も分かりやすくて上手だなぁと。(半地下そのもの、インディアン、服を選ぶ所、ソファーでイチャイチャする社長夫妻とその下でスペースの無い固い床で寝(隠れ)なければならない等)


寄生される社長家族は決してステレオタイプの感じの悪い金持ちではありません。むしろまともな人達だと思います。でも末っ子のガーデンパーティーで蛮行に及ぶ父親に対して僅かにカタルシスを感じたのも否めません。社長の娘の部屋からガーデンパーティーをする人達を眺めながら自分とは違う世界と感じている長男に感情移入もしました。


別に我が家が貧困で苦しんでる訳ではないですけど。今日のお昼だって二千円のランチしたし!




こういう所が貧しいんですね。。
社会に不満があるんですかね。。

清く生きたい。