礼節が人をつくる

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昨日の仕事

昨日、当社のユーザー様の中で一番タチの悪いユーザーの部長様とやり合いました。
業界内でも有名で競合する他社の担当者と商権を「どうぞどうぞ」する位嫌な部長です。
これまで私が担当していた時にヤられた一番の思い出は、あり得ない短い納期の要求をしてきて何とか納品すると先方の確認ミスから返品以来。返品不可と取り交わしていたのでこちらが断ると配送業者を使い送り返してきて支払いも拒否。私が法的手段に出ようとしたら直ぐに芋を引く当時の上司がやめてくれと。
因みにその会社の従業員の方が風邪で休むとその家庭に電話をして奥様に「あなたの体調管理が悪い」と言ったとか。そして極めつけは、ある従業員の出社後、その方の親御さんが倒れたのでご家族が会社に連絡をしたのにも関わらずその会社が繁忙期だった為直ぐには言わずそのまま働かせ内容を従業員に伝えたのはお昼休みだったという想像を絶する方です。

今回のバトルの経緯は私の部下が納品したもの(一年前に販売。。)が不調とのクレームで保障しろとの事。もちろん一年保障が効くという事を伝えましたが、例外として当社で納入したもの以外をご使用して不具合が起きた場合はその限りではない事もお知らせ。先方の部長曰く「あなたのとこから購入したセットを丸々使っていたら不具合が起きた」の一点張り。
直ぐに第三者的機関に製品の修理と確認の依頼をしましたが明らかに不自然な故障との事。怪しく思えたのでヒアリングも行ってもらったら実際作業されていたオペレーターの方がうちが納入したものではない別の製品を使用していたとうっかり話されたとの報告。つまり第三者機関が来る前にその別の製品を正規のものに付け替え、保障期間内として無償修理、そして当社に責任を押し付けようとしていたのです。

その事を電話にてどういう事なのか突き詰めると「従業員が勘違いしている」と子供染みた回答。第三者の専門的観点からの矛盾を指摘しても「私には何を言っているかわからない。長年付き合ってあげてるのに」と完全に意味不明なマウントを取りにきました。もうお客様ではありません。私は9年このユーザーの担当をし泥水をたらふく飲まされてきましたので、これまで目を瞑っていた事を指摘し、今後一切御社からこの製品に関わる要求は受けませんと伝えました。そして競合している担当者へ連絡し内容を説明すると同じような被害を受けているので「良い機会なのでその製品の件でうちに相談がきても今後断ります。」「よく頑張りましたね」と言って貰えました。当社とその会社以外にそのニッチな製品を扱う会社は大変少なく今後はご自分で何とかして頂ければ。するとその直後先方から電話が有り「今回の件は修理代としてお支払いをさせて下さい。」との申し出。もちろんお客様では無いので



「お支払いは結構です。」



とお伝えしました。