Netflixで鑑賞しました。
モノクロですが美しい映像で、水平移動するカメラは生理的に気持ちが良かった。
画面が左側に移動する(ヒロインが移動する)時は少しネガティブな時で右側に移動する時はポジティブなのかしらと思ったり。
時々映る飛行機は何を意図しているのか気になったり。
武装集団の訓練中日本語で回数を数えるんですが「19」の次が「30」になっていて、それが繰り返されるのが可笑しかった。もちろんヒロインが目を瞑った独特のポーズをグラつかないで真似出来る所も笑ったのですが、良く考えると胡散臭い先生の台詞にあった通り、彼女は「超人」ということを表してるのかと。
「ゼログラビティ」を思わせたりする映画も出てきたり、ちょっとした台詞からあれって思う気付きが多く私のような者ではなく、歴史的背景とか映画リテラシーが高い「分かっている人」が観ればもっと楽しめる作品だと思います。
良い作品でした。
因みに
本日の『ゲゲゲの鬼太郎』の 「さら小僧」の回も日曜の朝子供の向けとは思えないい感じのバッドエンドで素晴らしかったです。