長男と観に来ました。
原作漫画は大好きで死ぬ程読込みました。なので改めて映画を観て良かった思い出が崩れるのは嫌だなぁとか考えあまり積極的に行こうとは思いませんでした。
しかし、正月に義理の姉がすでに観たとの事で大絶賛していて是非観るようにプッシュされ今日時間が空きいざ観賞。
最高でした。
後ろの座席の同い年位の方も「おーっ」「すげーっ」て声が漏れてました(笑)分かります(笑)
アバンタイトルからのTheBirthdayのベース音と大好きなチバユウスケの歌声が聞こえて来るのは当然アガりましたが、既に知っているストーリーが淡々と進んでいく流れに少し違和感も。
原作で好きだった試合前のいざこざ(桜木ダンクからの宮城、三井のハイタッチ・ポーズ)とか桜木が流川にパスした時のセリフのやり取りがとても好きだったの省略されてて残念とか思いましたけど、今回はバスケのスピード感、リアリティを求めたのかしらと。映画なのでできるだけ説明台詞を省いて動きでみせたんだなぁと。国民的漫画ならではの観る側が自己補完できるし。原作ではかなりエモーショナルなシーンもサラっとしていて段々これはこれで良いと感じました。
良かったシーンは
宮城の三井へのノールックパス、
山王のオールコートのゾーンプレスを突破する所(音楽も込)、
桜木が沢北に取られたボールを「返せ」というシーン、安西先生のガッツポーズ。漫画でも好きなシーンでした。
※さり気なく魚住のシルエットが湘北の応援団席に映るとこも嬉しくなりました。
けど1番印象に残ったは沢北に宮城がてアメリカで邂逅する場面。少年時代試合でボコボコにされ、三井にワン・オン・ワンでやられて(暴力でも)山王にも行けるレベルの兄と比較され、神奈川でも決して1番ではないポイントガードの宮城がNo.1プレーヤーの天才沢北がチャレンジする同じステージに立っている所。泣きました。努力したんだろうなぁと。
誕生日を迎えて歳は上になったけどどうしても兄には勝てないと卑下してしまう自分が山王に勝ち自信を持つ。父が亡くなって落ち込む母を回想するシーンで兄より一歩前に出て母を抱き抱える。兄を超えられたという成長が響きました。
早く観に行けば良かった。
どうでもよい事なのですが今日気がついたのですが試合のラスト、山王の監督堂本がタイムアウトを取ろうとしたけど木暮がスタンバってるのを見て怪我人の桜木をコートに残した方が特と考えキャンセルしたシーン、あれは安西先生の作戦だったのかと深読みしました(笑)違うかな?後この試合のMVPは三井だと思う(笑)
本当に好きな作品でしたので語りたくてしょうがない。長文になってしまいました。
因みに普段は映画に行かない妻も今週1人で観に行くそうです(笑)