礼節が人をつくる

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ドラえもん

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混沌とする映画館で観てきました。




いたるところでこぼれ落ちるポップコーン。
シーンが変わる度「終わった?帰ろう」「まだだよ」という前列の親子の会話。静かなシーンになるとどこからか響きわたるいびき。全てのギャグシーンで全て大笑いする後列の子供達。エンディングテーマをもう口ずさめる隣の男の子。


正直に言いますと今までこのシリーズを何本観たか分かりませんが、子供の頃から一度もはまった事はありませんでした。今回もちょっと「あれっ?」って思う事が幾つか有りました。しかし映画ドラえもんのお約束「男気ジャイアン」が出た時「よっ!待ってました!」と心の中で叫ぶ位上がりましたし、泣きの要素もしっかりしていて息子の前で涙する所でした。


報道のヘリコプターのNo.がドラえもんの誕生日だったり、漁船の名前が監督の名字だったり、のび太の部屋に飾ってあるドラえもんの絵が明らかに「クスッ」とするものだったり細かい所も楽しめました。
何より、上記の映画館体験でとても楽しい作品となりました。




私の兄はドラえもんと同じ誕生日であり、それが彼の唯一の自慢です。