礼節が人をつくる

備忘録、子育て、服、映画、学童野球、ジャイアンツ、日々の事

『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』

久しぶりのTSUTAYAさんでレンタルしました。


前作が最高に自分好みの作品だったので続編が決まったと聞いて嬉しかったのですが、監督が交代(ブレードランナー2049のオファーが来たらそりゃそっちを撮るよなぁ)との事で大丈夫かなぁと複雑な気持ちになりました。そして、公開時期を知らずに気が付けば上映は終了しておりました。
※知っていても行けたかどうか。。。
幼い次男と学童野球をする長男がいる家庭に父親の趣味の時間はない!


ということで、野球の練習のお手伝いに行く前の早朝に寝ている次男を抱き抱えながらの鑑賞。



「なんだ面白いじゃないか。」



問題無く楽しめました。

前作の良かった部分の社会派、重い銃擊戦、俯瞰したドキュメンタリーの様な映像、張り詰めた乾いた空気感、渋いオッサン達の特殊部隊感等好きな部分多めでした。

アメリカの身勝手な行動で周りだけではなく、味方にも迷惑をかける事が描かれいてその部分を強めに表現されると説教臭くて少しさめますが、その臭いをかき消す位ベニチオ・デル・トロジョシュ・ブローリンが最高でした。組織の中で理不尽な命令に対し自分を曲げないオッサン達に恋をしそうでした。



ラストの1年後ミゲルの前に表れたベニチオ・デル・トロが部屋の扉を閉めて終わりますが、前作の様に冷静に射殺する、水をたらふく飲ませる等も期待しましたがそうではないようですね。(ウォーターサーバーのカートリッジを見るたびこの映画の一作目を思い出すようになりました。)あの台詞から続編も期待出来そうですね。





麻薬組織もテロリストも強いアメリカも皆自分勝手でそれほど大きな違いは無いんだなぁと感じました。良い続編でした。