礼節が人をつくる

備忘録、子育て、服、映画、学童野球、ジャイアンツ、日々の事

『アウトサイダー』

Netflixで鑑賞しました。

浅野忠信椎名桔平が出るヤクザ映画となったら期待するしかないと思いましたがとても残念な内容でした。。

浅野忠信の魅力が全然出されてないし(びっくりするくらい迫力が無い)、椎名桔平に関しては『アウトレイジ』の最高のキャラクターと脳内で勝手に比べてしまい悲しくなりました。

あらゆる事全部薄っぺらい内容でヤクザ映画のそれっぽい所を切り貼りした様な。。
・主人公のポジションがいまいちつかめない。浅野を助けて組の構成員になって盃も組長から貰ったけど偉いのか下っ端なのか?そもそもアメリカ人としてのメリットを全く活かそうとしない。交渉事とかほぼ暴力だし、組に恩恵をもたらさないけど。。
・説明不十分な箇所が多い。子供の頃学校にも行かなく家出した椎名がいつの段階で英語がペラペラになったのか?(浅野も同様)最後の主人公のカチコミのシーンで何故外に見張りというか誰もいないの?全員セレモニーに出てるとかありえないと思うのですが。また何故椎名は自分を殺しにきた主人公に刀を返すの?どう考えても斬られると思う。その後主人公は普通に帰るし。セレモニーとか面子をヤクザの人は大事にするんじゃないかしら。それを滅茶苦茶にしてるのに。
抗争のクライマックスは工場にお互い集まる約束。銃無しでの取決めが軽すぎて絶対持ってるし。でも白松組は現場に来たら無警戒でどんどん歩いてそして喧嘩腰。。何しに来たのでしょう?そりゃ殺られるよ。。
・テンポ悪し。ヤクザ同士の口喧嘩はグズグズで凄みが無く、カタルシスも悲哀も正直何も無い作品でした。


唯一良かったのは安田大サーカスのヒロの存在感でした。



ワクチン3回目で特別休暇でしたが残念な時間を過ごしてしまいました。
注射嫌だなぁ。