礼節が人をつくる

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甲子園

昨日、第100回全国高校野球選手権大阪桐蔭の優勝で幕を閉じました。
ベタですが大阪桐蔭の藤原・根尾両選手が並ぶ打順は何か神々しく感じました。


甲子園は物心がつく頃から父親の影響か好きになり、毎年欠かさずチェックしております。

素人ながら近年印象に残っている選手は、桐光学園の松井 裕樹選手と瀬戸内高の山岡泰輔選手です。
松井投手は言わずもがなですが、山岡投手はその後オリックスに入団したので自分の審美眼に勝手に自信を持ちました。(ちょっと高校野球を知ってる人なら当然なのでしょうけど。。。)


自分が社会人に成りたてのころNHKで甲子園に出場した地元の高校を観ていた時、最終回サヨナラのピンチに相手校の打者が一塁手の所にゴロを打ちました。少し強目でしたが問題無く処理できる打球だったかと思ったのですが地元校の一塁手はそれをはじき、結果サヨナラ負けとなりました。記録上はヒットとなりましたが誰もが「取れるでしょ」と思ったプレーでした。やはり一塁手は責任を感じグランドに倒れ込み立ち上がれませんでした。その場面を実況していたアナウンサーが発した




「記録はヒット。エラーした選手はいません。」


と言う落ち着いた思い遣りのある言葉に非常に感動した事を思い出しました。アナウンサーの名前は忘れてしまいましたが、その実況は心に残りこのような大人になりたいと思いました。

次の日、会社で高校野球好きの先輩にこの話をしようとした所、開口一番「なんだ最後のあのプレーは!」と悪態をついておられました。
この悪態は心に残りこのような大人に成りたくないなと思いました。